不動産売却・仲介

2026-10-25

西宮・芦屋で家を探すときのハザードマップの確かめ方|西宮市防災マップと芦屋市の防災情報マップ、内水も

家を買うときや借りるときに、駅からの距離や間取りと同じくらい確かめておきたいのが、その場所の災害リスクです。西宮市も芦屋市も、山と海の両方に近く、洪水・高潮・津波・土砂災害など、いくつもの種類のハザードマップが公開されています。

この記事は、西宮市・芦屋市の公式ページをもとに書いています(出典は記事の最後に載せています)。

西宮市:「西宮市防災マップ」

西宮市は、紙の「西宮市防災マップ」と、Webの「西宮市防災ポータル」でハザードマップを公開しています。

種類 西宮市のページでの内容
洪水 武庫川水系・有馬川・夙川・東川・津門川・新川・洗戎川・堀切川・芦屋川・宮川(水防法にもとづく)
土砂災害 土砂災害警戒区域・特別警戒区域など
高潮 兵庫県大阪湾沿岸(水防法にもとづく)
津波 西宮市(ハザードの公表のみ。津波災害警戒区域などを指定するものではない)
内水(雨水出水) 西宮市域(水防法にもとづく)。令和8年2月に公開

市のページによると、令和8年8月に洪水・土砂、高潮、津波のハザードマップを修正・公開しています(洪水・高潮・津波の浸水深の変更はなく、土砂災害の区域や緊急避難場所などを時点更新)。紙の防災マップは毎年発行するものではないとされ、PDFでもダウンロードできます。

  • 紙の防災マップの配布場所:西宮市役所本庁舎1階、第二庁舎4階の防災危機管理課、各支所、アクタ西宮ステーション、夙川・上甲子園の市民サービスセンター
  • Webで見る:「西宮市防災ポータル」では、ハザードを重ね合わせて見ることができます
  • 最新の浸水想定や土砂災害の区域:西宮市は、兵庫県の「CGハザードマップ」で確かめるよう案内しています

芦屋市:「防災情報マップ」

芦屋市は、土砂災害・津波・高潮・洪水・内水の防災情報マップを作成・公開しています。Web版と紙面版があります。

種類 芦屋市のページでの内容
洪水 芦屋川・宮川・夙川・堀切川の4河川(いずれも水防法にもとづく指定)。想定最大規模の降雨は817mm/12時間
内水 想定最大規模の降雨(1時間あたり147mm)で浸水をシミュレーション。問い合わせは下水道課
土砂災害・津波・高潮 防災情報マップで公開。令和6年7月に全戸配布版を更新

芦屋市の洪水防災情報マップのQ&Aでは、4つの河川について、河川整備の目標とする降雨(計画規模)では市内の浸水は想定されていない一方、想定最大規模の降雨では浸水が想定されていると説明されています。

Web版防災情報マップでは、Google Mapsを下図にして、災害リスク(土砂災害・津波・高潮・洪水)ごとに、住所の検索や航空写真への切り替えができます。英語・韓国語・中国語にも対応しています。

不動産会社からの説明(重要事項説明)

2020年8月28日から、家を買うときなどの重要事項説明で、水防法にもとづく水害ハザードマップ上の物件の所在地を示して説明することが義務になっています。西宮市・芦屋市とも、不動産取引をする業者向けの案内をそれぞれのページに載せています。

ただ、説明を受けるのは契約の前の段階です。物件を探し始めた時点で、自分でもマップを見ておくと、候補を比べやすくなります。

確かめるときのポイント

  • 1つのマップだけで判断しない:洪水・高潮・津波・土砂災害・内水は、それぞれ別のマップです。西宮市は、高潮と土砂災害は台風により、津波と土砂災害は地震により、同時に発生する可能性が高い現象としています
  • 色がついていない場所も油断しない:芦屋市の高潮のQ&Aでは、宮川や堀切川の川沿いや海沿いに色がついていないのはデータ処理上の都合で、高潮の危険が高いときは大変危険なので近づかないよう説明しています
  • 避難場所も一緒に確かめる:西宮市の防災マップには緊急避難場所の一覧があり、芦屋市のWeb版でも避難所などの防災施設を確認できます
  • 最新の情報を見る:両市とも、避難場所などはWeb版や市のページで随時更新しています

止水板の設置への助成は西宮市の止水板の設置への助成、西宮市の住まいの助成は西宮市の住まいの助成・補助まとめにまとめています。

この記事の出典

(いずれも2026年10月25日に内容を確認しています)

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